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ESG投資の認知度は18%で課題が多い

SDGsは認知度が高まってきたという調査が巷に出ていますが、ESGはどうでしょうか。市場調査で、個人投資家のESGの認知度や保有の状況を調べました。(21年6月調査)

 ESG認知度は18%に留まる

資産運用を実施・関心のある人に対してESGファンドの認知を聞くと、認知度は18%に留まることが分かりました。資産運用を実施・関心のある人は、運用に当たってネット検索を始め何らかの形で検索活動をしています。その中で、ESGファンドの情報にリーチできなかったことが伺えます。

 購入までの道のりが険しいESGファンド

ESGファンドを認知している人でも、更に購入を検討する人はうち24%、購入に至っては検討者のうち32%に留まっており、購入までの道のりが険しいことが明らかになりました。加えて、ESGファンドを購入した個人投資家が継続的に保有している割合は44%でした。

このように見ると、資産運用の対象者のうちESGファンドを購入するに至った人は約1.4%であり、自社のESGファンドだけの購入促進活動では、成果に結び付きにくいことが分かります。

 販売担当者の知識向上も課題に

ESGファンド購入の検討をするとき、個人投資家は様々な情報を収集して判断をしています。その情報源として、満足度が高かったのが「担当者の説明」そして不満が大きかったのも「担当者の説明」です。ネットを介した個人投資家へのアプローチが重要なのは当然ですが、同時に店頭の販売員の説明も研修を通した底上げが必要だと考えられます。

 ESGの投資家像についてより知りたい方は

下記のリンクから、それぞれの興味関心領域をご覧いただけます。

 調査結果の全てを見るには?

今回ご紹介したESG投資の市場調査は、レポートとしてご提供をしております。お手元でご覧になりたい方は、「ESG調査レポート希望」と記載し、i-Cue(アイキュー)金融事業部までお問合せください。

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